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30. Saying Goodbye

智子: すみません、子供のとき以来お墓参りしていないので、
どうしたらいいのかわからなくて。教えていただけますか?
さとこ: すみません、こどものときいらいおはかまいりしていないので、
どうしたらいいのかわからなくて。おしえていただけますか?
Satoko: Excuse me. As I haven't visited a grave since I was a kid,
I don't know what to do. Would you tell me what to do?
和尚: あ、そうですか。
まず、お墓をきれいにお掃除してあげてください。
それからお花とお線香をあげてあげたらいいでしょう。
おしょう: あ、そうですか。
まず、おはかをきれいにおそうじしてあげてください。
それからおはなとおせんこうをあげてあげたらいいでしょう。
Monk: Oh I see.
First, please clean the grave.
After that, you should offer flowers and incense sticks.
智子: はい、わかりました。
さとこ: はい、わかりました。
Satoko: Yes, I understand.
和尚: バケツや何かは、あの小屋にある物を使ってください。
おしょう: バケツやなにかは、あのこやにあるものをつかってください。
Monk: Please use the bucket and other things from that shed.
智子: どうも、ありがとうございます。
さとこ: どうも、ありがとうございます。
Satoko: Thank you very much.
智子: お父さん、お母さん、どうして...
さとこ: おとうさん、おかあさん、どうして...
Satoko: Dad, Mom, why...
智子: 私、何も親孝行出来なくてごめんね。
やっと、一人前になって、これからだと思って帰ってきたのに...
お父さんとお母さんが事故にあった事も知らずに...
さとこ: わたし、なにもおやこうこうできなくてごめんね。
やっと、いちにんまえになって、これからだとおもってかえってきたのに...
おとうさんとおかあさんがじこにあったこともしらずに...
Satoko: I'm sorry I couldn't be a good daughter.
I've finally grown up, and I thought I could make up for it and come back, but...
I didn't even know that you were in an accident...
和尚: あー、智子ちゃんか。
覚えてないだろうな。あの頃はまだこんなに小さかったから。
むかしよくお父さんとお母さんとお盆のお墓参りに来ていたんだが。
こんなに大きくなって。
おしょう: あー、さとこちゃんか。
おぼえてないだろうな。あのころはまだこんなにちいさかったから。
むかしよくおとうさんとおかあさんとおぼんのおはかまいりにきていたんだが。
こんなにおおきくなって。
Monk: Ahhh, Satoko?
You probably don't remember, as you were still so small at that time.
You used to come to the graveyard with your father and mother for Bon festival.
You've grown up.
智子: あの頃の事は何となく覚えています。
私がお墓に来るのが怖くて泣いているのを、
父が抱きかかえてくれて、母が「智子が来たからおじいちゃんもおばあちゃんも喜んでいるわよ。」って慰めてくれて。
さとこ: あのころのことはなんとなくおぼえています。
わたしがおはかにくるのがこわくてないているのを、
ちちがだきかかえてくれて、ははが「さとこがきたからおじいちゃんもおばあちゃんもよろこんでいるわよ。」ってなぐさめてくれて。
Satoko: I somehow remember the time.
I was afraid of coming to the graveyard and I cried,
so my dad held me and my mom comforted me by saying, "Your grandpa and grandma are happy because you came."
和尚: この度はいろいろ、大変だったね。
おしょう: このたびはいろいろ、たいへんだったね。
Monk: I'm sorry about this unfortunate incident.
でもお父さんとお母さんは毎年ここへ来ては智子ちゃんの事を自慢に話してくれていたよ。
  でもおとうさんとおかあさんはまいとしここへきてはさとこちゃんのことをじまんにはなしてくれていたよ。
  However, your father and mother came here every year and talked about you so proudly.
智子: 本当ですか?
さとこ: ほんとうですか?
Satoko: Really?
和尚: ああ、世界一の娘だって。
本当にこんなに立派になって。
天国のお父さんもお母さんも心配いらないな。
おしょう: ああ、せかいいちのむすめだって。
ほんとうにこんなにりっぱになって。
てんごくのおとうさんもおかあさんもしんぱいいらないな。
Monk: Yes, they said you were the best daughter in the world.
You really became so impressive.
Your father and mother in heaven don't have to worry about you anymore.
智子: でも、私これから一人でどうしたらいいのか。
さとこ: でも、わたしこれからひとりでどうしたらいいのか。
Satoko: But I don't know what to do just by myself.
和尚: 智子ちゃん、智子ちゃんのお父さんとお母さんは、
天国へ行ってもいつも智子ちゃんと一緒だよ。
辛いけど自信を持って生きていきなさい。
おしょう: さとこちゃん、さとこちゃんのおとうさんとおかあさんは、
てんごくへいってもいつもさとこちゃんといっしょだよ。
つらいけどじしんをもって生きていきなさい。
Monk: Satoko, your father and mother are always with you even though they went to heaven.
I know it's hard, but you have to live your life with confidence.
智子: ありがとうございます。
なんだか気分が楽になりました。私がんばります。
天国にいるお父さんとお母さんのためにも。
さとこ: ありがとうございます。
なんだかきぶんがらくになりました。わたしがんばります。
てんごくにいるおとうさんとおかあさんのためにも。
Satoko: Thank you. I feel better now.
I'll hang in there.
For my dad and mom in heaven.
和尚: おや、あの方もお知り合いですか。
おしょう: おや、あのかたもおしりあいですか。
Monk: Oh, is that person someone you know?
智子: 竜太さん!
さとこ: りゅうたさん!
Satoko: Ryuta!