| 問題Ⅲ 次の(1)から(6)の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適当なものを1,2,3,4から一つ選びなさい。 |
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(1)寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、先日はたいへんお世話になりまして、ありがとうございました。あれから京都、奈良をまわり、昨晩帰宅いたしました。おかげさまでとても楽しい旅行ができました。旅行中の写真ができましたらお送りいたします。お体をお大切に。
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(2)健康的にやせるには、運動は必要不可欠(注1)です。やせるためには、運動で1日300kca1(注2)消費を目標にします。
ところで、運動が好きでない人や、これまで何もやってない人におすすめしたいのが、歩くことです。よく「1日1万歩」といわれますが、さっさと歩けば少なくとも250~300kca1を消費します。 (緒方弘一「台所を科学する一コツと勘どころ」緒方出版による)
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(注1)不可欠(ふかけつ):なくてはならない (注2)kcal:キロカロリー |
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(3) 最近、果物の消費(しょうひ)が伸びていません。そこで、果物の年間購入(注1)金額を調べてみました。人当たりの購入が最も多いのは世帯主(注2)が65歳以上の家庭で、最も少ないのは世帯主が24歳以下の家庭でした。金額にすると、前者は23.494円、後者は5,036円と、約4.7倍も差が開いています。
果物の「敵」ほ、お菓子だとよく言われています、やはり、菓子類でも購入金額が最も多いのは世帯主が65歳以上で29,117円、少ないのは24歳以下で20,199円となっています。ところが、果物と菓子類とでは、やや達った傾向が見られます。いずれの年齢の世帯主の家庭でも、果物より菓子類の購入金額の方が多いのですが、年齢が上になるほど、この差は小さくなっていきます。これは、果物の購入を伸ばすためには、若い家庭に対する宣伝(せんでん)がもっと必要だということでしょう。
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(注1)購入(こうにゅう):買うこと (注2)世帯主(せたいぬし):法律上、一つの家庭の代表となる人 |
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(4)
日本では、老人の割合がふえるにっれて、寝たままで立ち上がることのできない、いわゆる「寝たきり」老人がふえている。老人の病気の多くは年齢による老化が原因なので、完全には治らない。だが、病気がよくなってきたら、できるだけベッドから離れ、人の助けを借りた自分の力でいろいろなことを行うようにし、病気とじょうずにつき合っていくことが必要だろう。そういう努力をさせないのでは、「寝かせきり」と批判(ひはん)されるのは当然である。
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(5)毎日使っているコップを割ってしまったとします。するともう水を入れたり、ジュースを入れたりできませんから、捨ててしまいます。このようにちょっと前まで、身近(注1)に使っていたものがごみとなります。ごみは、いらなくなったものだし、イメージも悪いので、私たちばずぐに忘れてしまいます。しかし、一口(注2)でごみといって片づけてしまわないで、ちょっと考えてほしいのです。
じつは、あなたのまわりに見えるものはすべてごみなのです。たとえば、この本はいずれ紙のごみになります。机、いす、蛍光灯(けいこうとう)もいずれごみになります。
(中略)
つまり、ごみは私たちが買ったり、使ったりする品物そのものです。 (八太昭道『ごみから地球を考える』の岩波ジュニア新書による)
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(注1)身近(みぢか)に:普通に、普段の生活で (注2)一口で:簡単な言葉で |
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(6)下のA-Dは、それぞれア、イ、ウ.エのどこかに入る文です。 七年ぷりに一年生を受け持った。 入学式後の写真撮影で騒いでいた子も、
(ア) ↓
驚いたことに、教室の前からも後ろからも、父母のビデオカメラが回っている。
三つ(注1)のヒントクイズを出した。「私は機械です。この教室にもあります。人間の腕にまいて ある時もあります。さあ何だ」。
(イ) ↓
「みんなすごいね。学校で勉強すること、ないんじゃない」とほめると、
ウ ↓
久しぶりに子どものロから聞く言葉だ。
(工)
A 「勉強、だ一いすき、の声が馨く。」
B 「勉強、学校という新しい世界への好奇心(注2)でいっぱいなのである。」
C 「教室に戻ると緊張した目で私を見ている。」
D 「子どもたちは「わかった。時計だ」と口々(注3)に言う。」
(「せんせいの胸の内」1995年4月17日付朝日新聞朝刊による)
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(注1)三つのヒントクイズ:三つのことばから連想して答えをあてる遊び (注2)好奇心::めずらしいものや変わったことへの興味
(注3)口々に:それぞれに声に出して |
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